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【前田建設工業】据置:A /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d03051MK

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http://www.jcr.co.jp

16- D- 0305 201 6 年 7 月 1 9 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

前田建設工業株式会社

(証券コード:1824)

【据置】

長期発行体格付 A−

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) ダム、トンネルなど国内土木事業において豊富な実績を有する準大手ゼネコン。国内建設事業では顧客基

盤の拡大を図り、住宅、事務所・庁舎、医療・福祉施設など幅広く受注を獲得している。中期経営計画

「Maeda J UMP 16∼18」では利益率 No. 1、脱請負 No.1、C SV (共有価値創造)No. 1を掲げ、持続的な成

長基盤の構築に取り組んでいる。こうした中、国内コンセッションなどに注力しており、16 年 6 月には

当社を代表とする企業連合が愛知県有料道路コンセッション(本コンセッション)の優先交渉権を獲得し

ている。

(2) 施工量の増加や工事採算の改善などにより、当社の収益水準は向上している。今後、首都圏における再開

発や東京五輪関連工事の本格化により労務費などが上昇する可能性があるが、豊富な手持ち工事や受注時

採算性の向上などを考慮すれば、当面は堅調な収益が見込まれる。また、収益水準の向上により資本蓄積

も進み、財務基盤の充実も図られている。本コンセッションの正式契約に伴い運営権を持つ SPC を連結

化した場合、財務構成が変化する可能性があるが、当面の会社収益・キャッシュフローの見通しなどを踏

まえれば、実質的な財務耐久力への影響は限定的とみている。以上を総合的に勘案し、格付を据え置き、

見通しは安定的とした。

(3) 本コンセッションは 16 年 10 月の事業開始に向けて契約条件などの交渉を進めている。正式契約における

愛知県道路公社と事業の運営権者である SPC の事業リスクの分担などを確認する必要があるが、一定の

収入補償が設けられるなど SPC の事業リスクは限定される予定である。当社では今後も国内外のコンセ

ッションや再生可能エネルギープロジェクトへの取り組みを強化する方針であり、各プロジェクトのリス

ク負担や損益・財務へ与える影響に留意していく。

(4) 16/ 3 期営業利益は 187 億円(前期比 70.4%増)と3 期連続の増益になり、過去最高益を更新した。不採

算工事の減少や設計変更獲得などが奏功した。17/ 3 期は営業利益 173 億円(同 7. 5%減)と減益見通しだ

が、施工の効率化や受注時採算性の向上などにより堅調な収益が見込まれる。16 年 3 月末時点の自己資

本比率は 35.3%と健全な水準にある。本コンセッションの開始に伴い、運営権(1, 300 億円超)を持つ

SPC が連結化され自己資本比率が低下する可能性があるが、ネット DE R などの大きな変化はないとみら

れる。

(担当)窪田 幹也・下田 泰弘 ■ 格付対象

発行体:前田建設工業株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 7 月 13 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:窪田 幹也

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「総合建設」(2012 年 3 月 26 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 前田建設工業株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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